目次
はじめに
RTXルータを工場出荷時状態に戻した初期設定状態では、ルータ名であるプロンプトも空欄です。
複数のRTXルータの設定を行う際、どのコンソール画面がどのRTXルータなのかがわかるよう、コンソールのプロンプト名を設定しておきましょう。
構文
RTXルータのコンソール・プロンプト名を設定するコマンドは、以下になります。
# console prompt [プロンプト名]
でわ、設定例を見ていきたいと思います。
設定例
今回は例として、プロンプト名を「rtx810-pd01」に設定します。
※実際に設定する際は、お好きな名前にしてください。
# console prompt rtx810-pd01
rtx810-pd01#
rtx810-pd01#
プロンプト名が変更されましたね。
※プロンプト名を変更する際も、同様の手順になります。
configの確認
わざわざ確認する必要もないですが、念のため確認します。
rtx810-pd01# show config | grep "console prompt"
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console prompt rtx810-pd01
rtx810-pd01#
問題ないですね。
後は、設定を保存しましょう。
設定を保存
「save」コマンドで新しい設定を保存します。
rtx810-pd01# save
セーブ中... CONFIG0 終了
rtx810-pd01#
保存完了です。
お疲れさまでした。
まとめ
RTXルータを工場出荷時状態に戻した際などは、プロンプト名も初期化され空欄になります。
基本的なことですが、複数のRTXルータの作業をする際は、どのコンソール画面がどのRTXルータなのかを、一目でわかるようにしておく必要があります。
異なるRTXルータに間違ったconfigを適用してしまっては、事故になってしまいますからね。
作業ミスを防ぐためにも、予め設定しておきましょう。
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