プリンターのポート設定や追加をしよう(Windows10やWindows11)

目次

はじめに

会社で古いパソコンからWindows11などの新しいパソコンに移行する際など、データの移行だけでなくプリンターポート設定作業が必要になるケースがあるかと思います。

あとは、プリンター自体のIPアドレスが変更になったケースなどでしょうか。

そういった場合、今回の設定をしてあげないと、今まで通りにプリンターが使えなくなってしまいます。

今回はプリンタードライバーが既にWindows11などの新しいPCにインストール済みである、という前提でご説明します。

今からドライバーをインストールされるという方は、そのままインストールすればプリンターは使用できますので、下記の内容は不要になります。

プリンターのポート設定(追加)

画像はWindows10のものを使用していますが、Windows11でも基本的な流れは同じです。

まずはWindowsロゴ」 をクリックし、 「歯車アイコンを選択します。

歯車アイコン

Windowsの設定画面が表示されますので、デバイスアイコンをクリックします。

「デバイス」アイコンをクリックした後は、画面左側のプリンターとスキャナーを選択します。設定したいプリンターアイコンを選択後、管理をクリックします。

今回は例としてMicrosoft XPS Document Writerを選択しています(自宅にはプリンターがありませんので。。)。

プリンターのプロパティをクリックします。

全般タブのプロパティの変更をクリックします。

もし、パスワードの入力画面が表示されましたら、ネットワーク管理者にお聞きください。アドミン権限(管理者)パスワードが聞かれていると思います。

ポートタブを選択しポートの追加をクリックします。

利用可能なポート の 種類について聞かれたら、Standard TCP/IP Portを選択し、新しいポートをクリックします。

「標準 tcp ip port を 選択 し 新しい ポート を クリック」ということですね。

次へをクリックします(「標準TCP IPプリンター ポートの追加ウィザード」画面)

標準TCP IPプリンターの画面

プリンターに設定してあるIPアドレスを入力し、次へをクリックします。

今回は例として192.168.0.240を入力します。

標準TCP IPプリンターの画面
標準TCP IPプリンターの画面

検索中になりますので、少し待ちます。

標準TCP IPプリンターの画面

私の自宅にはプリンターが接続されていないので下記の画面が表示されてしまいますが、会社であれば該当IPアドレスのプリンターが見つかった旨の画面が表示されますので、そのまま進んで頂ければOKです!

デバイスの種類欄が標準になっていますが、次へをクリックします。

自宅にはプリンターがなくてですね。。すみません。

完了をクリックします。

閉じるをクリックします。

下記画面が表示されますのでチェックが入っていることを確認し、適用をクリックします。

プリンター欄にMicrosoft XPS Document Writerが表示され、IPアドレスとプリンターが紐づけされたことが確認できました!

OKをクリックします。

動作確認

設定は上記手順にて完了しましたので、後は動作確認をしましょう。

なんでもいいので一度プリントアウトしてみてください。

問題なく印刷されるはずです。

後は既定のプリンターに設定するなり、事務所や会社の環境に合わせましょう!

まとめ

MicrosoftのOSサポート切れに伴うPCの入れ替え等で、プリンターの設定変更作業が発生するケースがたまに発生します。

まっさらなWindows11PCであれば単純にプリンタードライバーをインストールすれば使えるようになりますが、ドライバーは既にインストールされており、ポートの追加もしくは変更作業が必要な状況だと、少々面倒になります。

ポート追加設定はあまりする機会がないので、実際作業をしようとすると「あれ?ポートの追加設定作業ってどうやるんだっけ??」となってしまいます。

設定手順を失念してしまった際は、上記手順をご参考にしていただければ幸いです。

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